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2020年から始めるECサイト

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はじめまして。デザイナーの山田と申します。
2019年12月に入社してから、早いもので2ヶ月が経ちました。

静岡で生まれ育ち、東京で働いていた私にとっては、初めての関西生活です。
まだまだ不慣れなこともありますが、おかげさまで毎日を楽しく過ごしています。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

さて今回は、最近個人的に興味がある「ECサイト」について解説していきます。
勉強中ではありますが、学びの中で身につけた基礎的な知識から触れていければと思います。

そもそも「ECサイトって?」といった方にも、わかりやすい内容・構成で進めていきますのでご安心ください。

Table of contents

  1. ECサイトとは
  2. ECサイトの分類について
  3. ECサイトを開設するメリット
  4. ECサイトの代表的な構築方法
  5. おわりに

ECサイトとは

簡単に説明すると、「ネットショッピングができるサイト」のことです。

ECサイト
ECサイト(イーシーサイト)とは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのことである。
ECとは英語: electronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)の略。
https://ja.wikipedia.org/wiki/EC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

広義的には、音楽のストリーミングサービスやインターネットバンキングもECサイトに含まれます。
ただし一般的には、「サイトを通じて商品を購入できるサイト」を意味していることがほとんどです。

2020年現在、日本だけでなく世界各地で多種多様なECサイトが開設・運営されています。
皆様も一度は利用されたことがあるのではないでしょうか。

ECサイトの分類について

ECサイトは、大きく分けて2つのタイプに分類できます。

  • 『モール型』
  • 『独自店舗型』

『モール型』

ECサイトと聞くと、「Amazon」や「楽天」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
これは『モール型』のECサイトと呼ばれるものです。
ショッピングモールのようなものと考えていただくと、イメージしやすいかと思います。
「ショッピングモールに出店をして、商品を販売する」といった一連の流れが、『モール型』ECサイトの利用方法になります。

『モール型』ECサイトには、既にブランド力や集客力が備わっていることが多く、出店に際して最大の強みといえるでしょう。
その一方で、出店料やシステム利用料といった、いわゆるテナント料を支払わなければならないことなどがデメリットにあげられます。

『独自店舗型』

『独自店舗型』のECサイトとは、商品販売のために、自前で構築・運営しているECサイトのことです。

『独自店舗型』のメリットは、『モール型』に比べて拡張性に優れている点です。
テナント料や機能の仕様など、「ショッピングモール側」からの制約を受けないため、デザインや機能といった面でカスタマイズが効きやすい傾向にあります。
また、店舗由来のブランド色を表現しやすいこと・コストが抑えられることも利点に数えられます。

ただし、サイト開設時は集客力が弱いため、認知度を高めるための施策や工夫が必要になります。

ECサイトを開設するメリット

市場が「世界」に

世界と表現するとやや大げさかもしれませんが、決して誇張ではありません。
インターネットを通じて、海外からのユーザーを集めることができるのがECサイトの大きな特徴です。
また国内においても、県や地方といった境界を越えて、ターゲット層へのアプローチが可能になります。
加えて、サイト自体は常に公開され続けている状態にあるため、開店・閉店時間といった概念もなく、
年中無休で営業し続けることができます。

コストの削減

実店舗がなくても、サイトを開設することができるので、家賃や光熱費といったランニングコストを抑えることができます。
少ない資本からでも立ち上げることができますし、万が一失敗したときのリスクも抑えることが可能です。
運営規模にも依りますが、少人数で回すこともできるので、余剰人員を抱え込まなくても済むのも魅力です。

ECサイトの代表的な構築方法

では実際にECサイトを作りたいと考えたとき、どんな手法をとればよいのでしょう。
ECサービス構築のためには、主に3つの手法があげられます。

  • 『モール型』ECサイトで出店をする
  • 独自でシステムなどを立ち上げる
  • ASPを利用する

『モール型』ECサイトで出店をする


先述した『モール型』ECサイトに、出店する方法です。

日本では、主にこの3つのサービスがしのぎをけずっています。
ファッション関係だと、ZOZOTOWNも有名ですね。

先程の説明に少し補足をすると、『モール型』で出店をする場合、ユーザーの認知が「お店 < 商品」となる傾向があります。
Amazonや楽天で買い物をする際、商品を選ぶことはあっても、お店を選ぶことは少ないですよね。
そのため、商品力が求められたり、お店自身のブランディングがしづらいといった課題が発生します。
とはいえ、サービスのネームバリューはピカイチではあるので、集客や認知度に不安を感じているのなら、検討にあがるのではないかと思います。

独自でシステムなどを立ち上げる

自前でサーバーやシステムを準備して、ネットショップを開く方法も存在します。
言うなれば、普通のHP制作と似たような流れです。

基本的には、ECサイト専用のソフトウェアが数多く世に広まっていることから、それらをベースに構築を進めていくケースが主流となっています。

日本ではEC-CUBE、世界的にはMagentoが、シェア1位を誇ります。
特にEC-CUBEは日本発・無料で使えるオープンソースということもあり、国内では高い人気を誇っています。

自前で構築をしていくため、自由度高くカスタマイズすることができ、そこが一番の魅力になります。

ただし、知識や経験のない方が1から作るのはハードルが高いため、あまりおすすめはできません。
なので、(あくまで私個人の意見ですが、)制作会社へ構築をご依頼いただく方が
色々と好都合なのではないかと考えています。

ASPを利用する

ASPとは、「アプリケーションサービスプロバイダ」の略語です。

ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)
アプリケーションサービスプロバイダ(英語: Application Service Provider、ASP)とは、アプリケーションソフト等のサービス(機能)をネットワーク経由で提供するプロバイダ(= provide 提供する 事業者・人・仕組み 等全般)のこと[1]。
広義にはこうした仕組みのソフトウェア提供形態やビジネスモデルまでも指す[1]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%80

ネットショップを運営するには、カート機能や決算機能など、様々な機能が必要になります。
しかし、これらを1から用意するのは大変ですし、保守管理にもコストがかかります。

ECにおけるASPとは、ネットショップに必要な機能が集まったプラットフォームをレンタルで提供しているサービスを指しています。

ASPのメリットは、他と違って導入や運用コストが低コストで済む点です。
そのため、法人だけでなく、個人でネットショップを開きたい方など、幅広く利用されています。

個人的に一番気になっているASPは「shopify」です。
世界175か国で利用されている世界最大のECサービスになります。

豊富なデザインテーマや1000以上の拡張機能(プラグイン)を備えていることが特徴で、国内既存ASPと比較しても遜色のない、優れたサービスです。
日本市場への参入は2017年と、ごく最近のことですが、これから日本国内のシェア率はさらに高まっていくのではないかと思います。

おわりに

あくまで表面的ではありますが、ECサイトの基礎的な部分に触れてみました。
一口に「ECサイト」といっても、やり方は様々であるので
自分たちの事業や状況を加味した上で、ベストな選択ができれば良いのではないかと思います。
皆様の参考になれば幸いです。

参考にさせていただいた記事

モール型ECサイトとは?メリットやデメリット、独自モールとの違いを解説
ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!【2020年版】
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